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671 :リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] :2007/12/10(月) 19 38 37 ID zUmWkgcA 「ヤンデレ観測者」 大人になってからは時間の流れが速くなるとは言うが、よもや自分がそれを経験する日が 来るとは思っていなかった。 気がつけば私ももう二十代後半を過ぎ、更に季節はもうクリスマスに程近くなっている。 一人身にとっては心身ともに大変辛い季節だ、だからこそ早く家に帰りたかった、それに 家に帰ればモニターの中で…こんな私でも微笑んで手をとってくれる少女たちがいるからだ。 いつからだろうか、現実の女性に興味をもてなくなったのは…高校一年の夏、ようやく告白 が実って付き合い始めた女の子に、実はキープ扱いされて手ひどく振られた日からだろうか? それとも職場恋愛で結婚寸前まで持ちかけられた同僚を出張中に上司に寝取られた日からだろうか?。 それでも、そんな日でも…少女たちはモニターの中で微笑を絶やさないで私に愛をささやいてくれた あるものは恋敵を殺し…またあるものは邪魔になれば肉親すらも殺し…あるときは私の分身である少 年を監禁し、そして私を殺して…捕食までしてくれた。 怖くはないのか?怖いわけがない…こんな私をそこまで思ってくれるのだ、愛のある殺意の どこにおびえればいいのだ…そんな考えが普通に浮かぶ。 まあ自分でいうのもあれだが、私は精神を少々病みながらも…ヤンデレというものの魅力に 完全に取り付かれていたのだ。 そんな事を考えながら自宅である安アパートに向かう。急ぎ足で入り組んだ路地を抜けて アパート近くのバス停前にたどり着いたとき…私は変なもの…いや、人を目撃した。 その女性は深夜、こんなに遅い時間に大荷物を持ってバス停に腰をかけているのだ… 間違いなくバスを待っているということはないだろう、しかもその服装ときたら… メイド服ときているのだ。 異常だ、明らかに何かおかしい、でも…ゲームとの天秤が揺らぐくらいに興味を引かれた のは事実だった。 672 :リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] :2007/12/10(月) 19 43 45 ID zUmWkgcA 「こんばんは…バスを待っているんですか?」 私は彼女に話しかけてみることにした、こういうことは仕事柄よくなれている。 空ろな目をした彼女はいきなり話しかけられたことに対して動揺したようだったが それから作り笑いを絵に描いたような表情を浮かべるとこう切り替えした。 「いえ、少し疲れたので…眠っていたんです」 「そうですか…ああ、それじゃあこれをどうぞ…体が温まりますよ」 「あ…はい、ありがとうございます」 そういって彼女は私が手渡したコーヒー缶を受け取ると、念入りに缶の 尻の部分を観察して…それからプルタブをひねってコーヒーを飲み始めた。 「…あったかい、ありがとうございます」 「いえいえ、この程度…しかしあれですねぇ、どうしてまたこんなところで こんな格好を?」 私はどうしても気になっていたことを尋ねてみた、よくよく見れば臭いこそし ないが…そのメイド服と、大荷物である巨大なスポルディングバッグには、どう見ても 血にしか見えないシミがところどころについていたのだ。 「…私のお話、信じてくださいますか?」 「ええ、どんな話でも信じますよ…たとえば…そうですね、そういえばこの前は 彼氏の生首を持って海外逃亡をする、なんていってる血まみれの女の子がここに座っ てましてね…私、不憫になったのでいくばくかお金と食料を上げちゃいまして…まあ そんな感じなので大丈夫ですよ、それに誰にも絶対言いませんし…何でも言ってください、 どんな話でも信じますから」 「ふふ…お優しいんですね、大変失礼ですが…馬鹿なくらいに…」 「まあ、そうですねえ・・・」 そういって彼女は少し笑う、どうやら私の話を信じていないようだ。 実際私はその彼氏の生首を見せられたと言うのに、それにそんな経験は一度や二度ではないと 言うのに…。 そもそもこの街はなんだか治安がよろしくない、そのせいなのか何なのかこのアパート周辺だけでも かなり変な人が多い分…わたしはこのバス停で幾度となく、そんな少女や女性たちの話を伺う羽目にな っていたのだ。 あるときは彼氏だと言うミイラを背負った少女に出会い、明らかに変質的な馴れ初め話しを聞かされ た、またあるときは彼氏を殺してしまい、泣きながら包丁を持っている少女と対話して、彼氏の事を悔いる少女を諭した事もあった…酷いときには明け方まで監禁した彼氏の写メを見せて自慢話をしてくる 少女もいたくらいだ…そして三度目くらいにわたしはこう仮定した、どうやらここには何かヤンデレを 集めるオーラか何かがあって、わたしはそれらから上手く話を聞きだせる条件を有している、と…どう せ暇人だし、命もあんまり惜しくはない…それになにより彼女たちは愛する人がいる分…絶対にほれら れる事もない。 そんな少々悲しい仮定をして大体月に一度、わたしはこうしてヤンデレてしまった人たちの観測を 行っていた。 「…私、出身は東北の貧しい魚村の出でして…」 少々押し黙った後、彼女はそういって語り始めた。 「家は六人兄弟で…十歳のときに父が事故で死んでからますます生活が苦しくなって…とうとう 奴隷として売りに出されそうになったときに…偶然拾われたんです、ご主人様に…」 そういう彼女の目は空ろだったが、顔は必死に作り笑いを浮かべていた…そしてその視線の 先は、大きな大きなスポルディングバッグに…いや、違う、コレはどこからどう見ても…死体袋じゃないか …ストラップついてるから気づかなかったなぁ…に向けられていた。 「ご主人様はさる貴族の末裔の大金持ちだそうで…たまたま村の再開発部分を視察しに来たときに私をみて …一目で気に入ってくれたらしくて…そのまま私をメイドとしてお雇いになってくれたんです…勿論、凄く うれしかったですよ、私…ふふふ」 「一目ぼれ…だったんですか?」 「ええ…でもそれはあの人も同じだったみたいですね…暇なときに私を呼びつけてはよくお話してい ましたよ…私は早逝された妹さんにそっくりだとかで…ふふ、きっと恥ずかしかったんでしょうね そんな事をいって照れ隠ししていたんですよ…」 私は頷きつつもそのご主人様とやらに少し嫉妬した。 111 :リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] :2007/12/13(木) 01 55 35 ID Ehhjl25M ヤンデレ観測者③ やはり世の中は金と地位なんだろうか…暗がりでもよく生える聡明そうな顔のメイドさん…こんな人を そんな簡単にも雇えるなんて…なんてうらやましいんだ、と私は不謹慎にもそんなことを考えていた…。 「二人でいるときは本当に幸せでした、私ってドン臭いからよく先輩メイドさんに苛められたりもしましたけど …そんなのも全然苦にならなくて…でも」 少し彼女の声のトーンが落ちる、どうやら話は核心に迫ってきたようだ。 「幸せは長くは…続かなかったんです」 「あの日、私が雇われて一年ぐらいして…ようやくご主人様は私を…夜に、部屋に呼んでくれたんです…私…うれしくて …初めては、とても痛かったですけど…それでも、私…嬉しかったんです」 話終わると同時にぐう、と彼女のお腹がなった、恥ずかしがる彼女に私は無言で夕飯用に買っておいたタマゴサンドを差し出した。 「…はむ…ありがとうございます…」 「いえいえ、お気になさらずどうぞ…」 しばし彼女は食事を続け、一息をつくと話を続けた。 「でも、その日からだんだんご主人様はやつれ始めて…日に日に痩せこけていったんです…元々病弱な人だった分、心配はしていた のですが…最後には仕事も出来なくなって、山奥のお屋敷で、私と数人の使用人を引き連れて隠居生活をするようになって…」 彼女はぽろぽろと涙を流す、散々世知辛い人生を生きていた分、せっかく手に入れた幸せが壊れたと言う事は…未を引き裂かれる事 よりも辛かったのだろう。 「最後に彼はずっとわたしに謝ってました、妹と君を重ねてしまってすまなかった、って……ご主人様の初恋の人は血の繋がっていない 妹さんで…禁断の恋が妹さんの早逝で実らなかった分、容姿の似た私を、せめてもと思って、抱いていたって…ふふふ、あはははは、そんなこと 言わなくても、よかったのに……はははははは」 聞いていてとても辛い話だった、久々に胃が痛くなる…しかし、多分彼女がここまで私にこの話をしてくれていると言う事は…私にこのことを 話すことでなにかをはらす事になるのかもしれない…そう、私が一生好かれることはないであろう。人を愛する事で一線を飛び越えた少女たちの… その叫びを聞いてあげることで彼女たちが癒されるのなら、何かの踏ん切りがつくのなら…ある意味この観測も意味があるのではないか…なら、ここで 更にその話しの続きを聞いてあげるべきだ、胃の痛みをこらえて私は必死にそう思った。 112 :リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] :2007/12/13(木) 01 58 55 ID Ehhjl25M ヤンデレ観測者④ 「それでその後は…どうしたんですか?」 「色々調べました…ご主人様の死因と、ご主人様の周りを取り囲む状況を…結果、死因は毒殺で… 犯人はメイド長と…ご主人様の両親と、ご主人様の遺産と保険金目当ての親戚筋である事が解りまして… 私、やるせなくなって…ご主人様の、いいえ…彼の墓を掘り起こしたんです…だって酷いじゃないですか? そんな人たちが作った墓の中で、偽りの涙を流されて冷たい土の中に閉じ込められてるんですよ?そんなところ にいるのなら…私が助けなくちゃ、って…私と同じ、あんな金ごときで…家族に捨てられて、命も奪われた 可愛そうな彼を、せめて私が助けなくちゃって…」 「そうして彼を助け出して…今はこうして、きちんと防腐処理して、剥製にした彼と二人で復讐の旅に出てるんです… うふふ…もうこれで、永遠に、墓穴の中でも二人は一緒なんですよ」 そう言うと彼女はいとおしそうに…その、彼の入っているであろう死体袋を撫で回した。 113 :リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] :2007/12/13(木) 02 08 16 ID Ehhjl25M ヤンデレ観測者⑥ そうか、それで血まみれだったのか…私は頷くと、自分の分である缶コーヒーを飲んで一息ついた。 「それで…首尾の方は」 「ええ…もうそれは、常にできるだけ急所ををはずして、苦しめて惨めに殺してやったのですが… あと残り一人がどうにも…警戒を強めているようで…」 そういうと彼女はポケットに入れていたものを見せた。彼女の手に握られていたのは古びたコルト ウッズマンのロングバレルバージョンだった…。 「大勢のボディーガードを相手に…これ一丁でどこまでいけるのか…」 装備は拳銃一つのみ…確かにそれのみで大勢のボディーガードに囲まれた復讐相手を殺すのは大変 なうえに、精神的にも不安なのだろう。 …なら仕方ないな、協力してあげるとするか。 「コレ、少ないですけど使ってください…」 そういうと私はバッグのポケットから柄付手榴弾を二つほど取り出して渡した、この前やはりここで 知り合った「魔物と戦える、彼氏を食べてしまった少女」が私にくれたものだ。 何でくれたのかわからない上にちょうど持て余していたのだが、必要な人がいるのならその人にあげ るのが一番だろう。 「…いいん、ですか?」 「ええ…これはあなたにとって必要なものでしょうし…それに、貴方が死んでしまったら…またその 彼氏と…今度こそ永遠に引き剥がされてしまいますからね」 「…ありがとうございます、ありがとうございます…」 彼女はぽろぽろと涙を零すと何度も何度もお辞儀をした。 僕の手を握る彼女の手は冷たく、血なまぐさく…そしてかさかさに荒れていた。 本来ならとめてあげたかった、引き止めてあげたかった。 でも彼女はもうその未来を、死体袋に入った剥製と、握った拳銃と共に放棄し てしまったんだろう…それが何より悲しかった。 僕はそれからもう少し彼女と話をすると、その場所を後にした。 彼女は僕の姿が見えなくなるまで、手を振っていてくれるような気がした。 114 :リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] :2007/12/13(木) 02 21 24 ID Ehhjl25M ヤンデレ観測者⑦ 数日後、急いでアパートに帰ると玄関先に彼女の持っていたウッズマンが、ホールドオープンしたままの状態で置いてあった。 きっともう、使う必要はなくなったから…多分そういう意味なのだと僕は思った。 文鎮代わりのそれの下に置かれた…南の島の写真と、ありがとう、二人はここにいます…そのうち、生きていればまた…と書かれた 文を見て、私は…そこまで思われているそのご主人様がとてもうらやましかった…。 ああ、いつか私もそんな目にあってみたいものだと。 そして、彼とやっと安住の地にたどり着いて、幸せそうに微笑む彼女の姿を想像して…私は少しだけ泣いた。 そしてそれから一年が過ぎたが、まだ私の前に私を愛してくれる素敵な女性は現れてはいない、しかし相変わらず アパートの前のバス亭には、一線を越えた女性達が現れて続けていた…。 「と、いうわけで…あの人を振り向かせるために、このバトルロワイアルゲームに参加したんです…なのに ゆーくんは振り向いてくれなくて…大変だったんですよ、40メートルもあるロボットに乗ってエイリアンと、ほかの子達と 戦うのって…しかもあと二人倒せば全ては終わるっていうのに…あの妹、あの妹…絶対いつか殺してやる殺してやる殺して やる!!!」 「あなたは…そう、とっても素敵ですねえ…自分の命も、人の命もかけて彼のために戦えるなんて…その彼氏がうらやま しいくらいだ…」 たとえそのロボットの攻撃で、私のアパートがぶち壊されても…バス停だけは偶然に残り…そして何故か、そこに私が住み 着いていても…彼女たちが途絶える事はなかった。 ああ誰か、早く素敵なヤンデレ女性に出会いたい…。 FIN
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4 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 40 13 ID Sf6DhUew 「9/16 日曜日」 こんなに愛しているのに、どうして。 こんなに近くにいるのに、どうして。 こんなに想っているのに、どうして。 どうして。 あなたは気付いてくれないのだろう。 いつでもあなたのことを考えているのに。 そう。毎晩あなたの写真とお話して、気がついたら朝が来てしまうくらいに。 好き。世界で一番好き。 こんなに好きなんだから、わたしの気持ちが叶わないはずないのに。 どうして。 5 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 40 48 ID Sf6DhUew ピピピ ピピピ ピピピ ピピピ 「ん…」 …朝だ。 いつもの規則的な電子音で目が覚める。 毎朝のことだが、早朝の寝ぼけた頭にこの大きな音は辛い。 布団から腕を出してゆっくりとその音源に手を伸ばすが、どうやらわずかに届かない。 そうして俺の手が空を掴んでいると、ふいにアラーム音が止まった。 「んー…?」 なんだか分からないが小うるさい音が止んだようだ。 ここはひとつ、もう少しの間惰眠を貪ろう。そう思ったときだった。 「こらっ!」 「んあっ!?」 突然の怒鳴り声に驚き、微妙に情けない声を出しながら起き上がる。 すると、そこにいたのは由香里だった。 「お兄ちゃん。起きて」 「んー…」 目をこすりながら、否定とも肯定ともとれない声を出す。まだ頭が働かないのだ。 「んー、じゃないでしょ。ほら早く」 そう言う由香里の片手には、目覚まし時計があった。 なるほど、アラームを止めたのは由香里か。 「…分かったよ」 ようやく目が覚めてきたので、俺はベッドから這い上がった。 大きなあくびをしながら首や肩を回すと、ボキボキっと鈍い音が鳴った。 「うわ…、ちょっとおじさんくさいよ」 「うるさい」 由香里の冷ややかな指摘を無視し、俺は重い足取りで部屋を出た。 「行ってくるよ」 男の支度なんて、本当に手早いものだ。 15分程度の間に身支度を整えて朝食も済ませた俺は、それだけ母に告げて家を出た。 「ちょっと、待ってよー」 そう言われ振り向くと、由香里が少し慌てた様子で追いかけてきた。 「人に起こしてもらっといて、なんで先に行っちゃうかなぁ」 「なんで、って言われてもなぁ」 俺は少し困って頬をかく。 「ていうかさ、なんで俺より早く起きてるのに俺より支度が遅いの?」 素朴な疑問だ。由香里の支度はいつも長く、正直いちいち待っていられない。 すると、由香里は少し怒ったような顔をして言った。 「女の子は支度に時間がかかるものなの!」 「そんなもんかね」 「そんなもんなの」 それだけ言うと、由香里は俺の隣に並んで歩きだした。 俺はふと、そんな妹の横顔を覗く。 由香里の顔立ちは俺と違って、完全に母親譲りだ。 もともと浅黒い俺とは違う白い肌が、いつの間にか覚えた化粧でほんのりと染められている。 茶色がかった髪は、地毛だろうか。思えば妹の髪など気にしたことがないので、ちょっと判別がつかない。 とにかく、そんな妹の髪はツインテールにまとめられて歩く度に揺れている。 確かに、こいつもいつの間にか年頃の女の子になっていた。 そりゃ身支度に時間がかかるはずだ。 そんなことを考えていると、いつの間にか由香里もこちらを見ていた。 「どうしたの?」 「ん? ちょっとね」 「なに?」 由香里は訝しげに首を傾ける。 「まあ…。お前も大きくなったな、と思って」 「なにそれ」 由香里は不思議そうな顔で、もう一度首を傾けた。 6 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 41 51 ID Sf6DhUew 俺と由香里が通う高校は、自宅から歩いて10分程度の距離にある。 今朝も由香里と他愛のない話をしている間に、学校へ辿り着いていた。 「おはよう。笹田くん」 ちょうど校門を抜けたところで、聞き慣れた声に呼ばれた。 「ああ、委員長。おはよう」 挨拶を返すと、委員長は長い髪を左手で耳にかけながら微笑んだ。最近知ったのだが、どうもこれは彼女の癖らしい。 他の女子ならちょっと気取った感じに見えるだろうが、委員長がやると清楚な感じに見えるから不思議だ。 「今日も妹さんと一緒なのね」 委員長は笑みを崩さずに言った。 「ああ」 俺がそう言うと、隣で由香里が頭を下げた。 「おはようございます。先輩」 「おはよう」 委員長も律儀に頭を下げて挨拶を返した。 「…じゃあ、わたし行くね」 そう言うと、由香里は一年生用の玄関へ向かって行った。 「可愛い妹さんね」 委員長が由香里の後姿を見つめながら、つぶやくように言った。 「そうかな」 「笹田くんはそう思わない?」 「よく分からないよ。兄妹だからね」 由香里を見送った俺は、今度は委員長と並んで歩き出す。 横で歩く彼女を見て、俺はあることに気付いた。 「委員長さ、最近ずっとメガネじゃない? コンタクトやめたの?」 俺がそう言うと、委員長は一瞬顔を赤くした。 「え、ええ」 「どうしたの? なんか心境の変化とか?」 「う、ううん。何でもないの。ちょっと、何となくっていうか…」 委員長はなぜかしどろもどろになる。あまり聞かれたくない話なのだろうか。 そんな間に、俺たちの教室の前まで来ていた。 すると、クラスメイトの一人が俺を見つけた。 「おーい、笹田。お前が聞きたいって言ってたCD持ってきたぞー」 「お、マジで?」 急いで友人のところへ行こうとして、委員長の存在に気付く。 「俺、行くね」と言おうとしたが、それより先に委員長が口を開いた。 「どうぞ。気にしないで」 委員長がいつもの笑顔でそう言ったので、俺は軽く頷いてからCDの、もとい友人のもとへ駆け出した。 「…笹田くんが、似合うって言ってくれたんだけどな」 委員長が小さな声で何かを言った気がしたが、よく聞き取れなかった。 7 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 43 42 ID Sf6DhUew 昼休み、俺は机に突っ伏して仮眠を取っていた。 こうして午後の授業のために体力を温存しておくのは、学生にとって重要な一日のプロセスなのだ。 しばらくの間そうしていると、あろうことか俺の安眠を妨害する不届き者が現われた。 誰かが俺の肩を叩いているのだ。 「………」 無論、シカトだ。 俺の大事な時間をそうそう他人に奪われてやるわけにはいかない。 しかし、どうしたことか。この不逞の輩は、俺の肩を叩き続ける。 トントン、トントン、と小刻みに俺の肩でリズムをとる。いい加減に鬱陶しくなった俺は、勢いよく起き上がった。 「なんだよ!」 そう言った瞬間、何か硬いものの角で頭を叩かれた。 「痛っ!!」 「全く。授業中だけじゃ寝足りないのか、お前は」 確実にコブが出来たであろう頭頂部を押さえながら見上げると、そこには担任の若槻先生がいた。 手に持っているの数学講師用の三角定規だ。…あれで殴られたのか、俺。 「いてて…。な、なんですか先生」 「今日の昼休みは、何か予定がなかったか?」 「予定…?」 そう言われて思い巡らすが、何も浮かんでこない。そんな俺を見て若槻先生は大きなため息をついた。 「…完全に忘れてるな。まったく、今日の昼休みは部活のミーティングだろう」 「…あ!」 思い出した。今日は美術部のミーティングがあったのだ。 美術部では選考会が近づくと必ずミーティングを開くことになっている。半分幽霊部員の俺でも、これは参加しなくてはまずい。 「まだ始まったばかりだろう。今からでも行ってこい。きっと芳野が怒ってるぞ」 腕時計を見ながら先生が言った。若槻先生は美術部の顧問でもあるのだ。 「は、はい! 行ってきます」 慌てて教室を出て行く。廊下は走るな、なんていってる場合じゃない。 「はぁ。だよなぁ、絶対芳野先輩怒ってるだろうなぁ…」 美術室へと向かって走りながら呟く。 我らが美術部の部長である芳野先輩は、俺にとっては頭の上がらない相手だ。 俺にとっては、というのは間違いか。おそらく彼女の周囲のほとんどの人間にとってはそうかもしれない。 先輩は容姿端麗、学業優秀、運動センスはおろか芸術センスも抜群、とまさに完全無欠のスーパーマン、いやスーパーウーマンだ。 おまけにちょっとした完璧主義者であり、自分に厳しいが人にも厳しい。 俺も一年の入部以来、何度芳野先輩に説教されたか分からないくらいだ。 とにかく急げなければ。俺は光のような速さで駆け行き、ものの1分程で美術室まで到着した。 「でも…。入るの怖いなぁ」 中へ入るのを躊躇う俺。しかしずっとこうしている訳にもいかず、俺は意を決した。 「…はぁ。素直に謝ろう」 ひとつため息をつくと、美術室の扉を開けた。 「すいません。遅れました」 そう言って中へ入ると、会議中の部員たちの目線が俺に集まった。…勿論先輩の目線も。 ミーティングの進行をしていた女子生徒がちらっと芳野先輩の方を見ると、先輩は顔色を変えずに「続けて」とだけ言った。 俺を無視したまま進行され始める会議。俺は非常に気まずい空気の中、昼休みの終わりを待った。 しばらく経って、先輩の締めの言葉でミーティングは終了した。 ぞろぞろと部屋を後にする部員たち。俺もさりげなくその列に加わる。 「笹田。あんたはまだよ」 「ですよね」 逃亡はあっけなく未遂に終わった。 8 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 44 58 ID Sf6DhUew 二人だけとなった部室で、先輩が口を開く。 「まったく。幽霊部員のあんたでも、会議くらい顔を出すものと思ってたけどね」 「いや、でも一応顔は出して…」 「コンパじゃないんだから、途中から少しやってきて『顔を出しました』なんて通用しないわよ」 まるでグサっという擬音が聞こえてきそうなほどの物言いに、思わずたじろぐ。 「す、すいません」 「だいたいもうちょっと部活出なさいよ。何のために部活入ってるの?」 「すいません」 「そんなダラダラ過ごしてたらね、高校生活なんてすぐに終わっちゃうわよ」 「すいません」 「すいませんすいませんってあんた本当に分かってんの!? ちょっとそこに座りなさい」 しまった、話してるうちに先輩を興奮させてしまった。一番悪いパターンだ。 「いや、でも先輩。もうすぐ授業…」 「なに?」 「なんでもないです…」 次の授業は遅刻だろうな…。 そう思いながら俺は、先輩に聞こえないように小さくため息をついた。 「以上だ」 午後4時半。若槻先生がホームルームの終わりを告げると、教室はすぐに騒がしくなった。 大急ぎで部活へ出る者、浮かない顔で補習に向かう者、特に予定もないので友人とだべりだす者。 生徒も先生もまだ残っていて、いろんな声が教室中を行き巡る。いつもの放課後の光景だ。 「さて、どうしようかな」 特に放課後の予定を決めていない俺は、一人呟く。 すると、近くの席の委員長が近寄ってきた。 「笹田くん」 委員長は俺のそばに来て軽く微笑む。 「笹田くん、今日は何か予定あるの?」 「ん、特にないけど」 俺がそう言うと、彼女は長い横髪を耳にかけてまた笑った。 「じゃあ、ちょとわたしに付き合ってくれない?」 「えっと、どうかしたの?」 「それがね、今日は図書館の当番なんだけど、もう一人の当番の子がお休みで…」 委員長は少し目を伏せた。 そういえば、委員長は図書館の司書係だった。 何度か仕事中の姿を見たことがあるが、本当に彼女のイメージにぴったりだった。 決して「地味だから」ではなくて、委員長の持つ、なんとなく知性的な雰囲気がそう思わせたのだと思う。 9 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 45 37 ID Sf6DhUew 「ちょっとわたし一人じゃ作業が大変で、よかったら手伝ってもらえないかなって」 委員長が申し訳なさそうに言った。 まあ、たまにはそうやって静かに放課後を過ごすのも良いかもしれない。人助けにもなるし。 そう考えた俺は「いいよ」と言おうとした。 しかしその声は、教室のドアを開ける音ともに突然入ってきた威勢のいい声にかき消された。 「笹田、いる?」 そう言いながら、ずかずかと下級生の教室に入ってきたのはもちろん芳野先輩だ。 先輩は教室の中から俺を見つけると、いつものキツめの口調で言った。 「今日は部活出るんでしょうね? 選考会も近いんだし、当然出るのよね?」 ずいっと俺に顔を近づけてくる先輩。至近距離で睨んでくるその目は、きっと「YES」の答えしか許さない。 「ああ、えっと…」 なんてタイミングが悪いことだ。俺は困ってしまい、横目で委員長を見る。 するとやはり、委員長も困ったような表情で下を向いている。 そんな様子に何か感じたのだろうか、先輩がじろじろと俺たちを見た。 「…もしかして、何か予定でもあったの?」 「あ、いや…」 口ごもる俺。 どうしたものか、実に困ってしまったこの状況。 しかしこの直後、さらに困ってしまうことが訪れた。 「お兄ちゃん。ちょっと帰り買い物付き合ってよ。荷物一人じゃ持ちきれなくて…」 そう言いながら、由香里が元気よく登場した。 まさしく、二度あることは三度あったのだ。 由香里は、俺のそばに立っている二人の上級生に気づく。 「あ、えっと。…他の予定あった?」 由香里はばつが悪そうにそう尋ねた。 「いや、その…」 本当に、どうしたものか。 自分でも情けないと思うのだが、俺が何も言えないでいると、委員長が控えめな声で口を開いた。 「わ、わたしはいいよ。元々自分の仕事だし…」 委員長は少し早口で続ける。 「やっぱり人に頼ってちゃダメだよね。…ごめんね、笹田くんの予定も考えないで勝手なこと頼んじゃって」 そう言うと、最後に「また明日ね」とだけ残して委員長は歩いていった。 なにか悪いことをしてしまったような気がして、俺は「うん」などと気弱な返事しか出来なかった。 すると、その様子を見ていた芳野先輩が口を開いた。 「…まあ今日は好きにしなさい。でも、せめて次の選考会にはちゃんと作品出しなさいよ」 釘を刺すようにそう言うと、先輩も教室を後にしていく。 「………」 「………」 残された俺と由香里。 「あー。買い物だっけ? 今から行く?」 「…んー、今日はもういいや。予定があったならそっち優先しなよ」 そんなことを言い残すと、由香里もそさくさと帰ってしまった。 一人残される俺。 「………」 「………」 「………」 「…帰ろ」 なんだかよく分からない状況に気疲れしてしまった俺は、一人帰宅することにした。 10 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 46 58 ID Sf6DhUew 「9/17 月曜日」 あの人とわたしの距離は、近いようで遠い。 もう少し勇気をだせば、もっと一緒にいられるかもしれない。 でも、それが出来ずにいつも遠くから見ている。 今日の放課後は、結局誰と一緒に過ごしたのだろう。 あの人の近くには、いつも他の女の子がいる。 わたしのほうが、好きなのに。 絶対わたしのほうが、あの人のことを好きなのに。 どうして。
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ヤンデレの小説を書こう! 0001dat (Page1 Page2 Page3 Page4 Page5) ヤンデレの小説を書こう! 0002dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0003dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0004dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0005dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0006dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0007dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0008dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0009dat (Page1 Page2 Page3 Page4) Page5) ヤンデレの小説を書こう! 0010dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0011dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0012dat (Page1 Page2 Page3 Page3) ヤンデレの小説を書こう! 0013dat (Page1) ヤンデレの小説を書こう! 0014dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0015dat (Page1 Page2 Page3 Page4 Page5) ヤンデレの小説を書こう! 0016dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0017dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0018dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0019dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0020dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0021dat (Page1 Page2 Page3 Page4) ヤンデレの小説を書こう! 0022dat ヤンデレの小説を書こう! 0023dat ヤンデレの小説を書こう! 0024dat ヤンデレの小説を書こう! 0025dat ヤンデレの小説を書こう! 0026dat ヤンデレの小説を書こう! 0027dat ヤンデレの小説を書こう! 0028dat ヤンデレの小説を書こう! 0029dat ヤンデレの小説を書こう! 0030 ヤンデレの小説を書こう! 0031 ヤンデレの小説を書こう! 0032 ヤンデレの小説を書こう! 0033 ヤンデレの小説を書こう! 0034 ヤンデレの小説を書こう! 0035
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あはははは!!あははははははははははははh!!!1111 ヤンデレ(-やんでれ)とは、愛する人を思うがあまり精神が病んでしまった人のことを指すキャラ付け記号のことである。 概要 一見普通のキャラクターのように見えるが、主人公(または行為を抱いているキャラ)にはデレであり、話が進むにつれて何らかの要員(主人公や他キャラへの嫉妬、精神的ショック)などにより、病んでしまう(ヤン)キャラクター、またはその状態を指す。 例として挙げられる行動として、監禁(相手を自分の側だけに置いておきたい)や、ストーキング行為(相手のことを四六時中見ていたい)、調教(相手を自分好みに仕立て上げたい)等の行為が行われる。挙句の果てには、殺害(相手を完全に自分のものにしたい、自分を裏切った罰)や、心中(相手を殺して自分も死ぬ)という強硬手段に出る場合もある。更に、ヤンデレになった本人は、自分の行為が相手を困らせたり、自分が「悪」であることにはまったく気がつかない。所詮は「愛する故の過ち」や「愛があれば、何をやっても許される」と思っている。 また、相手を痛めつけるだけでは無く自分を痛めつけ自分を食べてもらうということもある だが、愛情を包み隠さず、かなりストレートに表現することがヤンデレの魅力とされている。 なお、現実世界でヤンデレに付き纏われた場合は直ちに警察・自衛隊へ連絡すること。 ところで、「よく考えれば誰でも好きな人には優しく、嫌いな人には厳しくするものだから、世の中の人間全員がヤンデレじゃね?」とか「順番的に「ヤンデレ」じゃなくて「デレヤン」じゃね?と考えたら負けである。 ヤンデレのタイプ 全部は書けきれるはずが無いので、手っ取り早くこちらをご覧いただきたい。 ヤンデレとメンヘラ・電波・ツンデレ・黒デレの違い(一部、アンサイクロペディアからの引用) メンヘラとヤンデレの違い メンヘラは鬱世界の住人であり、他人との意思疎通を恐れ外界との接触を拒んでいる。その一方で寂しがり屋の一面を持ち、この鬱世界からの突破口を相手に委ねている。 それに対し、ヤンデレの世界観は自分と相手だけであり、それ以外の存在は背景でしかない。自分たちの関係は絶対的なものであり、その関係を邪魔する事は許されない行為としている。 相手に愛情を求める点はどちらも類似しているが、第三者への対応が大きく異なる。 * メンヘラは皆から愛してもらいたい寂しがり屋さん。 * ヤンデレは相手の事が大好き!愛したい! 愛してあげる!あなたには私以外の人は要らないんだよ? * メンヘラ - かまってかまって! * ヤンデレ - 私以外の人に構うのなら…。 電波とヤンデレの違い 電波は、発想や思想が奇抜で独自の言語表現や理論展開を得意とし、行動もまた常人に理解し難い。そのため、電波はファースト・コンタクトの時点で違和感を感じることが多い。 ヤンデレの場合、相手に対する感情や行動以外は常人と大して変わらない。脳内全体が壊れているのが電波、脳内が部分的に壊れているのがヤンデレ。但しハイブリッド型も存在する。 * 電波はイミフで基地外と思われる宗教・言語などを多用する。 * ヤンデレは人間関係に関しては理解できない思考回路を持つ。 * 電波 - 私の神様に毎日お祈りしていればあのヒトと結ばれる♪ * ヤンデレ - 好きなら私だけのものにしちゃおう♪→監禁・殺害など ツンデレとヤンデレの違い ツンデレは日常はツンツンしており、ある程度親しくなるとデレデレする。ヤンデレは普段デレデレとしている(したがっている)が、依存を満たせない状況をきっかけに病んだ行動に走る。 * ツンデレは素直になれない → ツンツンする。 * ヤンデレは素直すぎる → 監禁・殺害する。 ただし、日常ツンツン二人きりヤンデレというものも存在する 正直グッとくr…何でもない 黒デレとヤンデレの違い 黒デレは心が病む程に好意を持つ相手に依存していない。そして病んでいない。ヤンデレは病む程に好意を持つ相手に依存している。依存を満たせない状況で完全に闇化、病み化。 * 黒デレは好きな相手を状況に流されず、理知的に手に入れようとする。→自立心の方が高い。 * ヤンデレは好きな相手を状況に流されて、感情的に手に入れようとする。→依存心の方が高い。 総論 まぁ一言で言えば「やっかいさん」 関連リンク ツンデレ 桂言葉 三大ヤンデレキャラの王者 園崎詩音 三大ヤンデレキャラの一人 芙蓉楓(アニメ) 三大ヤンデレキャラの一人(アニメのみ) 洋平 はとろじーsが壊れた日 リヴァイア 猫 上の解説でも解らない人向け こちら
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登録日:2009/06/18 Thu 16 13 05 更新日:2024/01/28 Sun 22 52 34NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 love_or_death おにいちゃ〜ん どうしてこうなった もはや害悪にしかならない献身 やべーやつ やべーやつら キモウト グロ注意 ヒドイン ホラー メンヘラ ヤンデレ レイプ目 上級者向け 天城越え 属性 愛さなきゃヤバい 愛すべきバカ達 推奨BGM 悲しみの向こうへ 救いようのない 検索してはいけない←むしろ検索すべき 残念な人の思考法 狂しいほど愛しい 狂人 狂気 病み化 究極の愛 空鍋 萌え属性 行き過ぎた純情 部屋とYシャツと私 闇化 黒化 「病み」と「デレ」の合成語で、愛する人を想うがあまりに精神が病んでしまった人間のことを指す。 ヤンデレ化することを「闇化(病み化)」「黒化」といい、そのキャラを「ヒドイン」と呼んだりもする。 概要 ヤンデレ自体は昔からあり、昼ドラや精神病がその代表例。 一説によると、歴史上の事件の殆どはヤンデレの暴走だと言われている。 フィクションの中では、おそらく『源氏物語』の六条御息所が日本最古であろう。 光源氏に懸想するあまり、他の女への嫉妬の念で生霊と化し、彼の恋人を次々と祟り殺した物騒な御方である。 ただ、この現象は彼女自身でもコントロールできておらず、人を殺してしまった自責の念に苛まれる良心も持ち合わせていた。 神話の領域ともなれば、もはや東西を問わず、枚挙にいとまがない。 そもそも多神教の神様は激情家が多く、恋愛感情も過激なものになるのは自然な成り行きといえよう。 「ヤンデレ」という語句自体は『School Days』が発祥であり、同年のアニメの空鍋で多くの人に知れ渡ることとなった。 萌え文化から発祥した言葉なので基本的に女性キャラに対してのみ用いられるが、近年では下記のキャラ一覧にあるように男性や両性でも見られたりする。 ヤンデレと言う言葉だけを先に知った人の大半はヤンキー+デレの略と勘違いしがちだが、 オニデレやヤンデレ彼女のような作品以外でこちらを指すことはまずない。 定義 ツンデレと同様に、明確なヤンデレの定義は決まってない。 が、最も一般的なのは、「好意を抱いた相手に異常なまでに依存し、常軌を逸した行動をとる」ものだろう。 その行動は、 私たちの間を邪魔する奴はみんな殺す(自分たち以外誰もいらない病的な依存) 愛する人のためならばどんなことでもやってしまう(たとえ愛する人がそれを拒否しても) と言ったものがメジャーだろう。 基本的に行動の終着点が歪んでおり、そこに至るまでの過程も歪み切っている。 しかし、ヤンデレキャラは本質的には愛する人だけを見つめ続けようとする、究極なまでの愛情を向けてくれる純愛の中の純愛。 そんなヤンデレを本来の正しい方向を導くか、少なくとも飼い慣らす事さえ出来れば、そこは二人だけの理想郷である。 病んでいる為異常な行動を取るものの、その行為と恋愛感情に関連性が無かったり希薄だったりするキャラはデレが見られないため、 ヤンデレでは無いとする場合が多い(例えば竜宮レナ)。 勘違いされがちだが、ヤンデレ化したキャラはハイライトのない濁った目(通称 レイプ目)になるが、だからといって目だけで判断してはいけない。 定義が非常に曖昧なのもあるのだが、包丁+レイプ目+血=ヤンデレ……と思われがちである。 また、「ヤンデレってメンヘラってどう違うの?」と言う質問がたびたび見られ、違いが分からない人も少なくないのだが、 メンヘラは「自分のみの愛」、ヤンデレは「相手のみへの愛」と言う感じだと思えばいい。 また発祥としては、ヤンデレは萌え要素として発展してきたのに対して、メンヘラの由来は2ch(現5ch)のメンタルヘルス板略称からで、 そこから転じてその板の住民を指すようになったという経緯があり、後者は少なくとも当初は現実の人々を指していた言葉であったという点が異なる。 しかし現在では、両者ともに現実の人物・創作キャラ双方に対して使われうる言葉となっている。 極端にたとえるなら、 ヤンデレ:自分の事を好きになってくれないなら自分以外の人を見れないように周りを殺せばいい メンヘラ:自分の事を好きになってくれないなら死んでやる。自殺を試みて気を引いて、必死に止めてもらおう というのが、両者の分かりやすい特徴(思考回路)と互いとの相違点であろうか。 非オタクの人には大体こんな感じで伝わる筈なので、詳しく説明するのが面倒ならこう言ってみよう。 ヤンデレとメンヘラについての考察 [部分編集] これは編集者の私見かもしれないが、相手を追いかけたいのがヤンデレ、追いかけられたいのがメンヘラ、 もっと言うならヤンデレ的恋愛姿勢を『自分がやりたい』のがヤンデレ、『相手にやらせたい』のがメンヘラではなかろうか。 自分が他人を愛するために手段を選ばないのがヤンデレ、他人に自分を愛させるために手段を選ばないのがメンヘラと言えるかもしれない。 ヤンデレのような恋愛観に基づいた行動というのは、当然のこととして相当な時間的、精神的、体力的な負荷がかかるものである。 常時特定の誰かを想い続け、好みを把握し、消耗を厭わず尽くして尽くして尽くし続けることを望むなど、 誰でも出来るものではないし、相手が誰でもやりたいと思う様なものでもないだろう。 病むレベルの激烈な感情抜きならば基本、やる方だって面倒くさいものなのだ。 そこに来て『この相手にならやりたいと思う、思ってしまう』からこそヤンデレはそういう行動に出るし、 相手がたとえ自分と同じ様なスタンスでなくとも、それどころか、相手が自分に対し何もしなくても構わず愛を注ぎ続ける。 つまりは、相手が何も対価を返してくれなくとも、愛情に応えてくれなくともさほど気にしないのである(勿論程度や例外はあるだろうが)。 相手が自分に分かりやすくゾッコンにならなくてもいいどころか、怯える姿勢さえ可愛いとか言っちゃえるのがヤンデレなのだ。 ヤンデレの愛情とは、ある意味無償の愛の極致とさえ呼べるものなのである。 他方、メンヘラというのは寧ろその反対で、相手が無条件で自分にゾッコンな姿勢を見せ続けることを望む傾向、 つまり、他人が自分にヤンデレることを望む傾向が強い。 そしてこの時、相手に一方的に何かを望んでいることを受け容れられないが故か、 自分自身こそがヤンデレという萌え属性の持ち主だと思い込んでしまう傾向も見られる。 しかし、相手がメンヘラ側が望む様なヤンデレにはなれないまともな人間である場合は勿論、 仮にそういうヤンデレになれる素養(ゆがみ)を持った存在だったとしても、彼ら彼女らの理想が成就する可能性は極めて低いであろう。 ヤンデレとは恥だの外聞だの合理性だのではなく自分の愛にこそ殉じる生命体。愛のためなら万難を蹴散らして邁進する人種。 そういった属性に覚醒した者が、自分にお前の愛を寄越せと脅し付けられたとして、それが効果を発揮するだろうか? 少なくとも編集者は絶望的と言わざるを得ないと感じる。 ヤンデレは好きな相手なら何をやろうがやるまいがお構いなく自分からフルスロットルで突っ込んでいくが、そういう相手でもない限りは何をやっても振り向いてはもらえないのである。 ここまで読んでいまひとつ分からない人は「ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD」をオススメしたい。 狂気に至るまでの過程がややあっさりしているが、ヤンデレの基礎が詰まっている。 明らかにアブノーマルだが意外にも人気があり、近年ではヤンデレキャラやそれをテーマにした作品が増えている。 ヒロイン全ヤンデレの「止マナイ雨ニ病ミナガラ」とか「ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。」と言った作品も登場。 ちょっと前では「未来日記」の我妻由乃なども有名である。 日本のアニメ等の影響により、海外でも「ヤンデレ」という概念と言葉が認知されているらしく、 Yandere Simulator(ヤンデレシミュレーター)なるヤンデレ女子高生を主人公としたアメリカ製のインディーズゲームも存在している。 ■ヤンデレキャラ一覧 キャラ 作品 備考 麻里愛 こちら葛飾区亀有公園前派出所 アニメでは両津が他の女性とお見合いしていたり、麗子にプロポーズしてただけで嫉妬して攻撃行動に走るなどヤンデレ感が強い傾向 山岸由花子 ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない ユベル 遊戯王デュエルモンスターズGX 江迎怒江 めだかボックス 三堂三姫 異常者の愛 パルム パルムの樹 花邑ひなこ きたない君がいちばんかわいい 神宮寺くえす おまもりひまり ヴィンセント=ナイトレイ PandoraHearts サイトヒメア いつか天魔の黒ウサギ カオス そらのおとしもの ジャイボ ライチ☆光クラブ ダマ ジャングルはいつもハレのちグゥ 姫路瑞希 バカとテストと召喚獣 クトゥグア 這いよれ!ニャル子さん 麦野沈利 とある魔術の禁書目録とある科学の超電磁砲 九条美海 鉄のラインバレル 原作漫画版のみ 矢霧波江 デュラララ!! 贄川春菜 マオ コードギアス 反逆のルルーシュ ロロ・ランペルージ コードギアス 反逆のルルーシュR2 エルザ・デ・シーカ GUNSLINGER GIRL 雪華綺晶 ローゼンメイデン 薔薇水晶 藤崎真子 極黒のブリュンヒルデ ベラルーシ Axis Powers ヘタリア ファイナ・S・篠崎 無限のリヴァイアス カテジナ・ルース 機動戦士Vガンダム クインシィ・イッサー/伊左未依衣子 ブレンパワード 藤乃静留 舞-HiME リルビエート 武装神姫 ヤンキーデレ 千代田こよみ NOeSIS-嘘を吐いた記憶の物語 鷹白千夜 鹿倉憂姫 宮間夕菜 まぶらほ アルシオーネ 魔法騎士レイアース ノヴァ ミカサ・アッカーマン 進撃の巨人 公式パロディ漫画『進撃!巨人中学校』で描かれている 加藤樹莉 デジモンテイマーズ 丸井ひとは みつどもえ 中原岬 NHKにようこそ! 我妻由乃 未来日記 名取羽美 かってに改蔵 姫宮千歌音 神無月の巫女 木津千里 さよなら絶望先生 常月まとい 森宮蒼乃 sola 園崎詩音 ひぐらしのなく頃に 崩月夕乃 紅 杉崎林檎 生徒会の一存 玖渚友 戯言シリーズ 葵井巫女子 戦場ヶ原ひたぎ 化物語 千石撫子 朝倉美羽 “文学少女”シリーズ 御園マユ 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 長瀬透 小早川妙子 小早川伸木の恋 アルベルト・スコルファノ あの夏のルカ 藤沢なぎさ 白衣性恋愛症候群 石田三成 戦国BASARA お市 yuri Doki Doki Literature Club! リヴァ 太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ ピサロ ドラゴンクエストⅣ 王異 真・三國無双 トシロー・カシマ Vermilion -Bind of blood- アイザック・フォレスト アリヤ・タカジョウ カチュア・パウエル タクティクスオウガ シグマ ロックマンXシリーズ レヴィアタン ロックマンゼロシリーズ 原素子 高機動幻想ガンパレード・マーチ 忍 四八(仮) 彌紗・アルトセルク・リューン アルトネリコ 当真未亜 DUEL SAVIOR 赤坂美月 ダブルキャスト アリオーシュ ドラッグオンドラグーン Ayano Aishi Yandere Simulator 通称Yandere-chan Ryoba Aishi ↑の母親 間桐桜 Fate/stay night パッションリップ Fate/EXTRA CCC メルトリリス 沙条愛歌 Fate/Prototype 清姫 Fate/Grand Order ルイリー 鬼哭街 劉豪軍 朽無みそぎ 止マナイ雨ニ病ミナガラ 雨宮しとね 犬哭キリコ 首館あやめ 芙蓉楓 SHUFFLE! アニメのみ 桂言葉 School Days 西園寺世界 木之坂霧乃 Gift〜ギフト〜 アニメのみ 神北小毬 リトルバスターズ! 広瀬優衣 Sentinel 佐藤良美 つよきす 東葉月 ヤミと帽子と本の旅人 穂村愛美 君が望む永遠 朝倉音夢 D.C. 佐々井夕菜 銀色 吾妻梨花 3days ~満ちてゆく刻の彼方で~ 水奈瀬ゆか 11eyes -罪と罰と贖いの少女- 月島美夏 狂った果実 エロゲー史上最狂最悪 支倉曜子 CROSS†CHANNEL 桐原冬子 ユカ ゴア・スクリーミング・ショウ 神無紗奈 しまいま。 遠野秋葉 月姫 凶月咲耶 神咒神威神楽 夏海里伽子 パルフェ 原昌示 戦国ランス 秋月那美 魂響 雨宮綾音 fortissimo/Akkord Bsusvier オーディン 樹青葉 そして明日の世界より―― シロツメグサ R.U.R.U.R~ル・ル・ル・ル~このこのために、せめてきれいな星空を 草加雅人 仮面ライダー555 バブみも併発している 鈴木深央 仮面ライダーキバ 本命と結ばれたいが為に婚約者を殺そうとするヤンデレとしては珍しいタイプ アラン 仮面ライダーゴースト 薄皮太夫 侍戦隊シンケンジャー 山之辺健吾 ザ・クイズショウ 本間俊雄 アンジェリーク・ブシャール ダーク・シャドウ シャルロッタ・スコポフスカヤ ヘブンバーンズレッド ヤンデレ予備軍 明確になっていない、または特定の個人が絡むとその傾向を出すキャラ キャラ 作品 備考 姫柊雪菜 ストライク・ザ・ブラッド 上条当麻 とある魔術の禁書目録 インデックスに関することになるとその傾向がある 遠山キンジ 緋弾のアリア 上原歩夢 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 カオナシ 千と千尋の神隠し 佐久間まゆ アイドルマスター シンデレラガールズ プロデューサーが絡まないと良い子だと他のアイドルから評される。また、他のアイドルに対して競争意識や警戒を向けることはあるが、敵意を向けることはなく、アイドル友達も多い。 海東大樹 仮面ライダーディケイド ストーカーも併発。(役者公認)『仮面ライダージオウ』客演時はその欲望を増幅された結果ヤンデレとして完全に覚醒したが、平時は言うほどのヤンデレではなく、どちらかといえば士へのライバル意識が強すぎるといったところか。 実在人物 阿部定(芸妓、娼妓) 細川忠興(戦国武将) なんで……追記・修正してくれないの?私のこと、嫌いになっちゃったの……? ――!!! …… 君の追記・修正を受ける資格があるのは私だけなのよ! あの項目にそんな資格ない! だって私見てたもの私ずっと見てたもの君が笑うとこ、泣くとこ、ご飯食べてるとこ、お風呂入ってるとこ、勉強するとこ、寝てるとこ、追記・修正してるとこ! ……あんな………あんな項目……! 私が……!! 私だけがッ!! もう、こうなったらあの項目達を……『追記・修正する』しかない! 追記・修正してやる! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-04-09 15 08 34) アランがいなかったから追加すっぺ~って項目変更画面開いたら既に追加されたあとだった 最近は普通に戻りつつあるけどそれでも・・・ねぇ -- 名無しさん (2016-05-09 20 16 46) ヤンデレも随分とメジャーになったなぁ。でも病むまでの過程がカットされていたり、ただ病んでいるだけでデレがないものまであったりとちょっと疑問のある作品がときどきある -- 名無しさん (2016-05-09 20 35 14) ユベルの衝撃 -- 名無しさん (2016-05-29 22 14 35) Undertaleのフラウィー(とその正体)はある意味依存型ヤンデレの究極系といえるキャラクターかも。いくつかのルート(特にジェノサイド)での『親友』への依存具合が伺える台詞とか「主人公を何度殺して復活させてでも自分の傍に置きたい」 -- 名無しさん (2016-06-14 19 05 49) カオスチャイルドの尾上世莉架もヤンデレ・・・か? -- 名無しさん (2016-06-24 22 26 53) エロ漫画のキャラだけど、オイスターの小夜子もヤンデレだと思う -- 名無しさん (2016-07-07 01 56 43) リアルでヤンデレ女子との出会いが欲しいのですが、どこで出会えますかね? -- 名無しさん (2016-08-24 13 44 30) 悲しい事にメンヘラと混同される上にマジキチとして描かれる事が多い -- 名無しさん (2016-09-08 14 38 40) 女の子・女性が自室(一人暮らしなら自宅)に、手枷とか鎖で縛って男を監禁してたとかあんまり聞かないけど、そもそも男が女に監禁されてたとか世間が関心を持たんだろうからニュースにならないとかないのかね。男が女を監禁して大騒ぎするのパターンばっかりで。 -- 名無しさん (2016-10-06 15 06 57) いじめられっこのヤンデレ(主人公に助けられて惚れた)は多いけど、いじめっ子のヤンデレ(主人公をいじめるいじめの主犯)はあんまり見ないよなぁ… -- 名無しさん (2016-10-06 15 37 07) 男ヤンデレ(ヤンホモも含む)は、線の細い男のほうがゾクゾクする怖さがあると思うのはアタシだけか......ガタイがいいと、すぐ暴力に走りそうでつまらないのだ...... -- 名無しさん (2016-10-06 15 52 27) 最後の修正してやるのせいでイメージがカミーユになってしまった -- 名無しさん (2016-10-06 20 44 40) かつて失った大切な人(物)を、どんな代償を払っても取り戻すキャラクターも「ヤンデレ」だろうか。よく悪のボスにいるタイプだが。例を挙げるとうちはオビト、碇ゲンドウ、ケン&チャコがいる。 -- 名無しさん (2016-11-01 18 17 54) 人間男に惚れてるヤンデレ女神とか、人間より高次元の存在がヤンデレだと、抵抗できずに監禁オチになりそう......。だからか、女神ヤンデレのマンガ・アニメ・ゲームは見たことない。需要ありますよ~(泣) -- 名無しさん (2016-11-22 21 22 56) ガッシュのパティも入れていいんじゃね?あのガッシュのすざましい思い・・・。 -- 名無しさん (2016-12-04 17 47 31) ブラックキャットのクリード -- 名無しさん (2016-12-05 15 35 03) ヤンデレものって基本主人公がなすがままにひどい目にあわされることが多いから逆にヤンデレに真っ向から激突するタイプがいても面白いと思う。ヤンデレ「これであなたは私だけの(主人公「モノになるわきゃねぇだろ寝ぼけてんじゃねえぞオラァッッッッ!!!!」的な -- 名無しさん (2017-01-08 19 18 48) おそ松さんのトト子ちゃんも入れていいんじゃない? -- 名無しさん (2017-01-27 11 24 06) ダンガンロンパのサトウさんだな。ヤンデレって知らないうちに殺人を犯してもおかしくない。 -- 名無しさん (2017-01-29 18 43 34) 放送順とはいえ草加→深央の並びに悪意を感じるww -- 名無しさん (2017-01-29 18 52 58) ヤンデレを更ならヤンデレでたじろがせる的な話どっかにないかな… -- 名無しさん (2017-01-29 19 45 37) 七つの大罪のビビアンとケロロ軍曹のアリサちゃんとシャーマンキングのファウスト8世もねwww -- 名無しさん (2017-02-07 09 14 04) ↑2 ヤンデレの女の子が彼氏に浮気を問い詰めてて「◯◯くんから聞いた」と言った途端、「何で他の男と話してんの? 何でお前狙いのクソ男のいうことはすぐ信じるのに俺の言うことは信じてくれないの?」とキレるヤツがニジエにあった -- 名無しさん (2017-03-08 23 26 35) ガンダムUCのアンジェロとトライガンのレガートは境遇も似てるんだよね -- 名無しさん (2017-12-03 20 49 35) 基本的に独善的で人間のクズだよな -- 名無しさん (2017-12-03 22 05 56) ↑そりゃ病んでるからな 自己にしか注力できない -- 名無しさん (2017-12-04 19 47 41) ヘラとかいう最古にして最凶のヤンデレ -- 名無しさん (2017-12-04 20 08 54) (一覧に)シグマ隊長だ! 確かにイレハンでの動機はエックスのためだと考えれば納得ダァ… -- 部下 (2017-12-04 21 26 45) ↑2 あれは旦那も相当だからセーフ -- 名無しさん (2017-12-25 12 30 47) ディエンドはどうすかね? -- 名無しさん (2018-03-28 12 55 34) ちゃんと躾けられたヤンデレは世界で一番可愛いと思う。…だからその包丁をしまってくれ。な? -- 名無しさん (2018-03-28 14 07 55) 某作品で、『より強く愛している方が、本当に支配している側と言える』という台詞があった。ヤンデレが強力なのはやっぱりそのせいだよね -- 名無しさん (2018-08-27 10 15 31) 別の意味のヤンデレってなんだろう? -- 名無しさん (2019-05-06 15 19 07) ハッピーシュガーライフは病んだもの同士の対決が話の主軸になってるので、ヤンデレ物にありがちな「周囲が(理不尽なレベルで殺傷力高い)ヤンデレにやられっぱなし」が嫌いな人にもおすすめだぞ! -- 名無しさん (2019-07-30 19 34 56) ヤンデレはそうなってしまう程に深い深い愛情こそが持ち味なのであって、己の理想を押し付けたり、周囲に被害を出すタイプはヤンデレではなくメンヘラなんだと思うんだ。 -- 名無しさん (2019-09-26 01 43 43) いや別に理想を押しつけようが周囲に被害を出そうが、深い愛情の発露であるとしっかり表現できていればそれはヤンデレになると思うぞ。しっかり表現できていれば -- 名無しさん (2019-10-01 02 45 12) ヤンデレって漫画とかアニメだと女ばっかりだけど、三次元だと男が多い気がするの俺だけ? -- 名無しさん (2019-10-01 14 33 27) ↑三次のはただの自称してる痛い奴だろ。二次元だからいいのであって現実にいたら異常者だよ -- 名無しさん (2020-01-03 20 29 36) ツンデレがようやくアニメでも廃れてゲームくらいでしか見なくなったしこれも近いうちにそうなるといいな。ニワカが誤用してるのもだけど現実の人間に二次元用語を当て嵌められるのがすごい複雑 -- 名無しさん (2020-01-03 20 59 02) 原作で悲恋になると二次創作でヤンデレにして救済しようとするパターンがある。いや本当に救済しているかは知らないけど -- 名無しさん (2020-03-04 18 04 57) ↑ -- 名無しさん (2020-05-14 01 54 50) 「金瓶梅」(竹崎真実版)の秋菊。だけど彼女は旦那様に好意を抱いてるけど「私より奥様(金蓮)の方がふさわしい」という子だから。 -- 名無しさん (2020-07-15 21 29 14) ヤンデレってのは別に刃物振り回すのがヤンデレではないんだよね。受け取りての対応次第では普通に戻るパターンもあるからメンヘラより救いがあるタイプもいる。 -- 名無しさん (2020-07-16 02 56 41) ↑ヤンデレの根底にあるのは他者愛だからね。恋愛という手段を選ぶこと自体が倒錯しているって訳じゃないから救われる可能性は十分あると思う。メンヘラは何ていうか、他者との恋愛という誰にでも上手くやれる訳じゃない行為を自己愛や自己肯定を満たす手段として選んでしまった時点で何かが間違っているんだと思う。 -- 名無しさん (2020-07-19 00 41 40) アニメ版の芙蓉楓は空鍋の背景事情諸々を知ると、「それ本当にヤンデレなの?」って疑問が出てくるという希少なケースだと思う -- 名無しさん (2020-07-19 00 53 40) 個人的な定義は「ヤンデレは愛したい、メンヘラは愛されたい」という区分分け。暴力性はどっちにも当てはまるし -- 名無しさん (2020-08-25 13 51 31) 考察部分に書き込まれていた内容について一部削除と配置の変更をしました。理由としては、削除した部分の内容が”メンヘラは創作で悪として描かれるがそれは現実の人間を傷つけるものなのでそれを自覚するべき”という内容でしたが、メンヘラは悪! という具合に明白なカタチで攻撃する作品というものはそうそうあるものではない(というかそもそも何らかのキャラを指して劇中でメンヘラと呼ぶ作品自体、自分には心当たりがない。悪役として描かれたキャラが”受け取り手によって”メンヘラと扱われることはままある)と判断し、またそもそも”自覚”したからといって、それが何なのか? メンヘラを嫌だと感じることはメンヘラを傷つけることであり悪いことなので止めるべきというのなら、些か無理がある主張ではないか? と考えたためです。議論があればお願いします。 -- 考察部分作成者(回数制限につき別端末より) (2020-08-25 20 51 55) 何故か設定や描写的に強キャラな印象がある -- 名無しさん (2020-12-26 08 02 20) ↑3 しかし、「メンヘラ≒萌えないゴミ」扱いは違うと思うぞ。自分は女の子がありとあらゆる手段で愛されようとする行為に萌える。例えそれが狂気となっても。 -- 名無しさん (2021-02-13 22 01 09) 軌跡シリーズのレンちゃんもある意味ツンデレにしてヤンデレ? -- 名無しさん (2021-07-12 12 01 43) 「Chakuwiki」ってサイトの「ベタなヤンデレキャラの法則」って項目にヤンデレキャラの詳細が語ってあったけど、あれで正しいの? -- 名無しさん (2021-10-05 08 05 46) ヤンデレとメンヘラの違いはミッ○ーとドブネズミくらい違うものだと考えているヤンデレは本当にその人が好きで出た行動が原理でメンヘラは現実的な心の病気の延長線上が故にそうゆう好意でしか相手に好きと伝えられない -- 名無しさん (2021-10-05 08 34 30) 最近のソシャゲにはデフォルトでヤンデレ属性の娘がいる気がする -- 名無しさん (2021-10-07 18 37 03) ↑需要がね。高いからね。 -- 名無しさん (2021-11-07 18 47 53) 昭和の『花のよたろう』で、「主人公(少年)の転校を阻止するため、主人公を拉致監禁するも急病で弱ったため正気に返り何とか解放した舎弟(病弱で主人公との無茶な冒険が切っ掛けで手術が出来た過去をもつ)」ってのがあるんだが、これってヤンデレなのか単なる依存なのかどうだろうか。 -- 名無しさん (2022-01-26 13 10 36) ヤンデレが好きになった相手は、100年の恋も冷める程の人格破綻者(DVモラハラとか)だったってのは無いのかな?…と思ったけど、ヤンデレはそれぐらいで根を上げるとは思えん -- 名無しさん (2022-01-26 14 04 24) 渇望し続けるのがメンヘラなのは重々承知だが満たされて「この人は自分を見捨てない→絶対離さない」でヤンデレにジョブチェンジする可能性とかあるんだろうか -- 名無しさん (2022-02-08 10 24 56) 精神科医が書いたヤンデレものを見てみたい -- 名無しさん (2022-02-08 12 15 36) 「私は誰よりも彼を愛しているからね♩だから☆憎いのかも知れないね♩」 -- 名無しさん (2022-03-01 18 40 45) 六条御息所の場合は、単に光源氏の日頃のフォローが足りなかっただけで、彼女自身の性癖の責任とはいえないんじゃないかな。 -- 名無しさん (2022-04-17 17 13 51) じいさんばあさん若返るのヨネさんが理想的なマイルドヤンデレ像かな(普段はラブラブ、但しちょっかい出す奴は覇気で威圧する貫禄持ち) -- 名無しさん (2022-04-17 19 30 14) 最近知ったダークギャザリングって言う漫画のヒロインがいい感じにヤンデレだった。 -- 名無しさん (2022-11-22 20 45 24) たまにゲームや漫画でどう見てもヤンデレ気質なんだが、主人公も相手を好きなのでただのラブラブバカップルにしかなってない平和パターンあるよね。ああいうの好きだわ。 -- 名無しさん (2022-12-04 19 53 34) ダークギャザリングの詠子はいちいち発狂しないしむしろ他の女でも助けるし相手を第一に考えられるからマジで光のヤンデレ -- 名無しさん (2023-11-12 23 35 01) 『無限のリヴァイアス』の登場人物はヤンデレが9割・・・ -- 名無しさん (2024-01-03 22 02 44) フィクションのヤンデレ:一途。絶対に裏切らない。 -- 名無しさん (2024-01-28 22 52 08) 現実のヤンデレ:普通に浮気する。が、相手の浮気は絶対に許さない。 -- 名無しさん (2024-01-28 22 52 34) 名前 コメント
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362 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/10/26(日) 17 59 06 ID IgppDcME 今朝ヤンデレ幼女に襲われるというやたらに生々しい夢を見た 正夢にならないかな…… 363 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/10/26(日) 18 27 01 ID TWWqUh5Z 夢じゃないよ?現実だよ? 364 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/10/26(日) 19 59 04 ID IgppDcME 363 うはwちょっと幼女探してくるw ちなみに夢の内容はこんな感じだった 365 :ヤンデレ幼女の夢 [sage] :2008/10/26(日) 20 00 47 ID IgppDcME 夢の中の幼女とはもともと仲がよかったみたいで、お兄ちゃん、お兄ちゃんって俺のことを慕ってくれていた。 俺も最初の内は大いに彼女を可愛がった。暇な時はよく一緒に遊んでやっていたようだ。 でも幼女はいつでもどこでも俺に引っ付いてくるもんだから俺は次第に彼女のことを疎ましく感じるようになった。 俺が幼女以外の人、特に女性と話していると突然どこからともなく幼女が怒鳴りこんできて、それでも俺が無視していると泣き喚く。 俺にも人付き合いってもんがあるんだ。なのに何で彼女が怒ったり泣いたりするのか理解できない。 彼女が俺のせいで泣いているということで俺の評判が落ちたらたまったもんじゃない。 小さな女の子を泣かせるなんて、と俺の評判はがた落ちするかもしれない。 今後できるだけ幼女とは関わりを持たないようにしよう。 そう思って幼女を避けるように行動をしているはずなのに、彼女はどこからともなく必ず俺の前に現れる。 彼女は俺を見つけると嬉しそうに勢いよく俺に抱き付き、その端正な顔を胸に埋めてくる。 しかし、俺の方はこの頃になると幼女を見ることさえ苦痛に感じるようになっていた。 しばらくして俺は何故か突然遠く離れた所に引越しすることになった。 すると幼女は俺を力の限り抱きしめ、顔を涙と鼻水でぐしゃぐしゃにしながら、 「行かないで!」「ずっとずっと一緒って言ったよね?」「私はお兄ちゃんのことがこんなに大好きなのにどうしてそんなこと言うの?!」 と喚き続け、一向に俺を離そうとしてくれない。 俺も初めは波風を立てたくないので穏便に幼女と別れようとしていたが、いつまでも泣きやまずに我侭ばかり言っている彼女に腹が立ち、 「うるさい!いつもいつも自分勝手なことばかり言いやがって!お前の顔なんか見たくもねぇよ!」 と彼女に怒鳴りつけ、強引に引き剥がすとその場を去ろうとした。 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 突然気味の悪い声で笑い始めた幼女。 驚いて振り返るとそこには俺の知らない彼女が立っていた。 「そうか。わかったよ。あの女が悪いんだよね?そうだよ。そうに決まってるよ。だってお兄ちゃんが私にそんなひどいこと言うわけないもん。 うん。大丈夫だよ。私全然気にしてないから。悪いのは全部あの女だもん。だからお兄ちゃん。離れるなんて言わないで私とずーっと一緒にいよう? いつまでも二人だけで一緒に暮らすの。えへへ。私お兄ちゃんのこと大好きだから楽しみだなぁ。ね?ずーっと、ずぅぅぅぅぅぅっと一緒だよ?」 いつ息継ぎをしているのか分からないほどのスピードで恐ろしいことを言い放つ幼女。 その双眸は大きく開き、いつもきらきらと輝いていた瞳に光はなく、代わりにあるのはどろっと濁った深淵の闇。 彼女はその年齢には見合わないほどに美しく笑っていた。そう、寒気がするほどに。 やばい。このままこの場にいたら間違いなくやばい。 そう直感した俺はそんなことを言いながら一目散にその場を駆け出す。 走る走る。一刻も早く幼女の傍から離れたかった。 なのに―― 「あははははは♪待ってよー、お兄ちゃーんっ♪」 彼女は俺を追いかけていた。しかも、大人の俺が走るスピードに食いつく速度で。 「くそっ!!な、何なんだよ!気持ち悪いんだよ、お前っ!!こっちに来るんじゃねぇ!!」 普段だったら考えられないような酷い罵声を幼女に浴びせる。それだけ今の俺には余裕がなかった。 「ひどーい、お兄ちゃん。そんなこと言う子にはオシオキだからねっ!」 しかし、幼女は特に気にした様子も見せず、むしろ嬉々とした表情で隙あらば俺の背中に掴みかかろうとしている。 しかもいつの間に取り出したのかその手には鋏が握られているではないか。 ちゃちな作りではあるが仮にも刃物。十分に殺傷力はあるだろう。 わからない。幼女はどうしてそこまでするのだろうか。わからない。 混乱した俺の脳みそじゃその結論に辿り着くことはできず、ただひたすらに逃げろと体中に警鐘を鳴らすことぐらいしかできなかった。 366 :ヤンデレ幼女の夢 [sage] :2008/10/26(日) 20 02 53 ID IgppDcME 彼女から逃げ回ってるうちに何故か舞台はうっそうと木が生い茂る山奥に。 後ろから聞こえる幼女の不気味な笑い声がまるで鎖のように俺の体に纏わり付き、耳から離れない。 いつまでこうやって逃げ続ければいいんだ? こうやって走っていても彼女から逃げられるとは思えない。漠然とした恐怖を感じながらそれでも走り続けるしかない。 もう2,3時間以上は走っているように感じられる。喉が渇いて貼りつく。頭がぼうっとする。 ふと腕を引っ張られる感触。恐る恐る後ろを振り向くとそこには―― 「つーかまえたっ♪」 この上ないほどの笑顔を浮かべた幼女が俺の腕を掴んでいた。 「うわあああっ!!!離せっ!!!離せよっ!!!」 怖い。怖い。この年端も行かない彼女の笑顔、行動、あらゆる全てが怖い。 完全に取り乱した俺は幼女の手を振り解こうと暴れる。 しかし彼女は絶対に離そうとしない。しかもその顔は喜悦に歪んだまま。 その表情にこの上ないほどの恐怖を感じ、幼女の可憐な顔を思い切り叩く。 口の中を切ったのだろうか。その可愛らしい口の端からはつーっと一筋の赤い雫が滴り落ちる。 それでも彼女は俺の腕を離そうとはしない。むしろ腕を掴む力が強くなるだけだった。 「このっ、いい加減にしろよっ!!」 なお俺の腕にしがみつこうとする幼女の頭を引き剥がそうと髪の毛を思い切り掴む。 勢い余って彼女のさらさらと流れる美しい黒髪がぶちぶちと音を立てて抜け落ちた。 それでも幼女は何も応えていないらしい。 「あははっ♪痛いよー、お兄ちゃん。でもね、こんなことされても平気なんだよ?」 彼女は最早狂っている。そうとしか思えない。 振り乱した髪の下から覗く瞳は焦点が定まっておらず、片手に握られた鋏はギラリと光る。 「うふふ。だって私、お兄ちゃんのこと」 やめろ!!言うな!!それ以上言ったらわかってしまう。理解してしまう。 だからお願いだ。それ以上は言わないでくれ!! しかし俺の願いは彼女に届かなかったようだ。 『愛してるから♪』 彼女の口が形作る。声帯が空気を震わす。俺の鼓膜が振動を捉える。脳が信号に変換して理解する。 「う、うわあああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」 その言葉が俺の脳内で静かに響き渡った時、俺はついに正気を失った。 助けて。誰でもいい。嫌だ。早く逃げなきゃ。怖いよ。 最早言葉にすら聞こえない叫び声をあげ子供のように喚きながら俺は必死にもがく。 決して幼女が振り回す鋏で傷つくことが怖かったんじゃない。 彼女から俺に流れ込んでくる重苦しく絡み付くような暗い情念を受け続けることに耐えられなかったのだ。 幼女の呪縛から逃れようと目を血走らせ,息を荒げながら彼女と揉み合いになる。 しかし,幼女はこの状況にも関わらず、キャッキャとまるで面白いおもちゃを見つけた赤ん坊のように屈託なく無邪気に笑い続ける。 「えへっ。楽しいね、お兄ちゃん?」 「くそっ!!くそっ!!離せ――」 ふと足元が軽くなる。何だ? 後ろを振り向くと視界一面に切り立った急斜面が映った。 ああ、つまり俺は足を踏み外してこの崖から―― 重力に従って俺はそのまま空の底へと落ちていく。奇妙な解放感が俺を包んだ。 やっとこれで幼女から逃げられる。そう、例えそれで命を失うことになったとしてもだ。 そう思うとあれほど混乱していたにも関わらず、不思議と俺の心は安らいでいた。 最後に彼女の方をぼんやりと見る。 崖から転落して落ちていく俺を幼女はじっと見つめていた。 彼女の瞳の中に俺が映っている。その姿は奇妙に歪んでどこか滑稽な姿に見えた。 そして彼女はずっと嬉しそうにニコニコと俺に微笑んでいた。 意識が途切れる寸前、微かに届いた彼女の声。 『えへ。大好きだよ、お兄ちゃん♪』
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ヤンデレって何? 普段は優等生的なキャラクターに見えるが、主人公に惚れており(デレ)、ストーリーの進行に従って明らかになる何らかの事情により、精神的に病ん(ヤン)でしまう女性、もしくはその状態を指す。具体的には、主人公や対抗するヒロインに対して物理的行動を起こすなどが挙げられる。キャラクターの持つ背景設定が感情的な行動として強く表現され、そこが魅力となる。(はてなダイアリーより抜粋) 気持ちを素直に表現できなくてついツンツンしてしまう→ツンデレ 気持ちを素直に表現しすぎてつい監禁してしまう→ヤンデレ 助けてほしい、救ってほしい、愛してほしい→メンヘラ 助けてあげる、救ってあげる、愛してあげる→ヤンデレ 病に基づいた愛か、愛に基づいた病かの差があるってことだと思います。 電波→在りもしない物、居もしない人、個人的な神へ対する信仰、脈絡も予備知識もなく不可解な固有名詞をさも当り前のように語る。 例「昨日ね、○○君の夢を見たんだよ?…えへへ、嬉しいな。○○君、夢の中でも逢いに来てくれるなんて。これってきっと、日頃のスパイラルマタイの賜物だよね!うんきっとそうだ。私ね、昨日も寝る前にアールルボールグ環状星雲に向かってお祈りしたんだ」 ヤンデレ→社会的、倫理的ルールを極端に延長した線上にある判断基準を持つ。とにかく行動が極端。 例「昨日ね、○○君の夢を見たんだよ?…えへへ、嬉しいな。嬉しいから、もう一度寝直したの。また○○君に逢えると思ったから…なのに。どうして、どうして出てきてくれなかったの?私の事、嫌いになっちゃったの?ねえ、好きだったら出てきてくれるはずだよね?ずっと一緒に居てくれるって言ったよね?あれは嘘?嘘じゃないんだ?だったらどうして出てきてくれなかったの?ねえ、どうして?ねえ。ねえ。ねえ。ねえ。どうして?どうして?どうして?どうして――――」 よくわかんなくなってきたので、スレを参照してください。 まあ、あれです。 百人居れば百通り人生があって、百通りの健やかな日々があれば百通りの病み方があるわけです。 乱暴に言ってしまえば、「恋心が募りすぎて精神を病む」ヒロインのこと、です。
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ヤンデレ やんでれ 【その他の単語】 09-03-31最終更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 「ヤンデレ」とは、女性キャラクターの性格を表現する単語。 一般的には、特定の男性に好意を持っている(「デレ」)反面、何らかのきっかけがあるとその好意が暴走し精神的に病んだ状態(「ヤン」)になる、という形になると思われる。もっとも、ファンの間で発生した単語であるらしく、そのためその定義や範囲は明確ではない。 概要 「ヤン」は精神的に病んだ状態、「デレ」は好意を持っている状態を指し、その両面を合わせもつ性格を言う。また、「ヤン」は「デレ」が暴走した結果陥るのが通常。 典型的には、主人公に対して恋愛感情を(しばしば露骨に)示すが、何らかの出来事(ライバルの存在が示された時など)をきっかけにその感情が暴走、感情のままに盲目的に行動する、という形のキャラクター造形となるか。感情の暴走は主人公の独占欲から主人公やライバルに対し暴力的行動に及ぶ、という場合もある。 「ヤンデレ」がジャンルとして成立したのは、2005年のアニメ「SHUFFLE!」およびゲーム「スクールデイズ(スクイズ)」がきっかけであったらしい。 前者のヒロインは「ヤン」状態にいわゆる「空鍋」を行い、後者はヒロインが凶行に及ぶルートが話題となった。特に、「スクイズ」は07年のアニメ版でもヤンデレ故に凄惨な行動に及ぶという内容で、放送直前に起きた事件(京田辺警察官殺害事件‐Wikipedia)の影響で地上波での放送が事実上打ち切りになったこともあって(いわゆるnice boat.事件、この内容自体をそう呼ぶことも)、スクイズのヒロインである桂言葉(かつら・ことのは)がヤンデレ界の女王的存在となっている。 余談 個人的見解としてはヤンデレは、ヤンデレは女性の独占欲を強調した表現ではないかと思われる。そうだとすれば、ネタ的であっても流行した背景に、「女性から独占欲の対象になりたい」という男性の感情があるのかもしれない。 なお、ヤンデレの「ヤン」状態は、精神医学的に見た検証などがされない(されるはずがない)ため科学的根拠は無い。 むしろ、「お昼のドロドロの修羅場ドラマ」的なノリから来る、ネタ的な要素が強いと思われる。もっとも、現実にいたとすればストーカー予備軍、それもストーカー殺人とかしてしまうような危険な部類のストーカーの予備軍である。 さらに余談だが、ツンデレの「ツン」も「デレ」の裏返しと考えれば、ヤンデレ・ツンデレのいずれも「デレ」の裏返しであり、どう裏返したかの差にすぎない、とも見うるのではないだろうか。 動画検索 「ヤンデレ」でタグ検索 「ヤンデレ」でキーワード検索 「ヤンデレ」の含まれるタグの一覧 → 検索結果 関連タグ ヤンデレCDと会話させるシリーズ (タグ検索 → 検索結果) random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 動画 sm42SHUFFLE19話なんとsm42は「ニコニコ最古のヤンデレ動画」。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm42 School Days 第12話 「スクールデイズ」 ラストシーン や行の単語一覧にもどる 「その他の単語」関連の単語の一覧にもどる トップページにもどる - -
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病んでいるデレでヤンデレ。元々は「ツンデレ」から派生したネットスラングである。 主人公に惚れており(デレ)、ストーリーの進行に従って明らかになる何らかの事情により、 精神的に病ん(ヤン)でしまうキャラクター、及びその状態のことを指す。 ヤンデレ状態になると、恋愛対象に対して異常なまでの愛情(あるいは依存心・独占欲)から、常軌を逸した行動を取るようになる。 代表的な(かつ、最悪の場合の)行動としては、主に対象に対するストーカー行為を行ったり、監禁したり、殺害したりする。 (自身を傷付けるケースもあるが、この場合は自罰・自傷癖、あるいは単にヤケクソと呼ぶ事が多い) 勿論、それらの行動をとる本人からすればそれは「愛情表現」である。 あるいは「SHUFFLE!」の芙蓉楓、「ひぐらしのなく頃に」の園崎詩音、そして言葉のように、 恋愛対象は傷つけずに、それを奪おうとしたり傷つけようとする相手のみを攻撃するケースもある。 (ニコニコで有名なキャラはこちらのパターンが多い) こういった行動をする状態を「黒化」または「黒○○(ヒロインの名前)」と言われたりすることが多い(例:暗黒長門、黒言葉様)。 しかし、定義が定まっていないジャンルであり、ヤンデレ扱いされているキャラのファンは、そのキャラに ヤンデレというレッテルを貼られる事を嫌う者も当然いる。よって、乱用はしない方が無難である。 ちなみにデレは脳内で補ってる可能性もあるので注意。 (そもそもニコニコで有名な暗黒長門はファンによる二次創作から生まれた存在である) 最近成立した単語というイメージが強く珍しいキャラクター類型であると思われがちだが、 「女性の嫉妬や恨みが暴走する物語」は人類の歴史と言ってもいいほど古くから存在し、キャラクター類型としては むしろありふれた存在である。 「School Days」の桂 言葉はその草分け的存在。 彼女のゲーム中における常軌を逸した行動の数々で「ヤンデレ」の言葉が生まれ、 同作のTVアニメ版でさらに異常な行為を見せた事で一つの萌えジャンルとして完全に確立された。 この功績(?)により現在では彼女を「ヤンデレクイーン」と称する者も多いが、物語の展開上 彼女をヤンデレと称する事に疑問を呈するファンや製作スタッフも少なくはない(詳細は彼女個人の項を参照)。 恋愛対象に対する独占欲が強い、という点においてはむしろ世界のほうがヤンデレに近いといえる。 このヤンデレ人気を反映してか、最近は様々な病み方をしたヤンデレ美少女のドラマを収録した 「ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD」も発売された。 最近のニコニコ動画ではこのCDに収録されたキャラと他作品の人気キャラの掛け合いのMADが人気を呼んでおり、 ニコニコRPGでも35話でこのCDの中からヤンデレ妹がラスボスの一部として登場した。 関連動画 言葉と共に鬱になりましょう。 正しいヤンデレ? ニコニコ最古のヤンデレ?動画。(正直楓もヤンデレかどうかは微妙) 昔話のヤンデレ
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910 名前:ヤンデレ彼女とお電話 ◆7GucI4/V8s[] 投稿日:2015/04/26(日) 18 50 37 ID N/cza4BY [3/3] ねぇ……今どこにいるの……? えっ、お姉さんと一緒……? おかしいよね? 彼女、私だよね? どうして、私をほっぽって、お姉さんと一緒にいるの? いい。分かった。あなたは分かってないの。 あなたには私しかいないんだって。あなたは私がいればいいんだって。 くす。なんでもない。ねぇ……今日、会いたいな。私の家、来ない? そう、良かった。 そうね。1時間後、来てね。絶対。 安心していいよ。とっても楽しませてあげるからね。 お姉さんの事なんて……ううん、何でもない。大好きだよ。また、ね。